弁解より反省!…自戒をこめて
2018-11-16
集まった落葉たち
無理をすると腰にくる!
「紅葉且つ散る」
立冬も過ぎ冬がはじまる、そんな頃になった。月2回の市道の道路パトロールも今月で終わる。普段何気なく通っていた道路や街の中を、ある意味、視点というか見方をかえて郷土みしまをみる(見る・診る・視る)機会であったと思う。土木技術者の端くれの目からも「あぁ、ここの道路の路肩は危ないな」「轍掘れが目立つな」「この場所は経過をよくみておこう」等々…と、毎回気づくことも多い。
「紅葉且つ散る」この季節、山坂道を通るとその落葉たちが雨水桝に集まってくる。雨水桝を塞ぐ集まった落葉たちで、雨水が行き場をなくし、道路にあふれ、路肩欠損や土砂崩壊の一因にもなりうる。そのためにも、この落葉たちを取り除くことも大切なパトロールの役目だ。……しかし、「まっ、いいか!」と正直、見過ごしてしまうこともある。そんな時は、大概あとに失敗につながる。仕事でもなんでも、物事がうまくいかずに「失敗したッ!」と思う時に大切な先達の教えがある。
『弁解より反省』だ。失敗の真の原因は自分が招いたことであるという思いに徹してこそ、その失敗が生かされると先達は説く。自分への戒めとして、きょうもしっかり反省しなければ…。そして、郷土の安全安心のためにも、自覚をもって!
