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郷土への『おもいのたけ』
郷土への想いを『かたち』に…
 
日々の生活や事業活動の中で感じた雑感やおもいを、気ままに随時更新していきます。
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柿たわわ 実をおさめるは 我が身かな

2021-10-16
山は生きている
山を治める…
柿たわわ…です
郷土みしまの10月。あちこちの庭先では柿の実も鮮やかに色づいています。果皮の色と果実の質感、ちょうどいい収穫時期になりました。
「柿食えば?柿の実を?柿日和?柿たわわ⁉…」と柿の木を探しながら、山里の現場へ。
三島上条(塩ノ入)での小規模治山工事ももうすぐ収穫?いえ完成時期を迎えます。「山は生きている」、山里を災害から守る「山を治める」大切な防災対策工事も大詰めです。
うーん、「おさめる」…なんだか広く深く、そして重みさえ感じる言葉です
「収める」…手に入れる、整理して中に入れる、「成果を収める」
「治める」…乱れを鎮め落ち着かせる、「水を治める」「山を治める」
「修める」…学問を身につける、行いを正しくする、「身を修める」
いやはや、「人を治める前に自分を修める」大切さをあらためて感じる収穫の秋です!

うちそよぐ 黄金の波の 秋景色

2021-09-16
黄金の波のうちそよぐ
越の広野を見晴るかす
三島の里はゆかたにて
9月も半ば、郷土みしまの秋…
「黄金の波のうちそよぐ 越の広野を見晴るかす 三島の里はゆたかにて ~♪」
わが母校脇野町小学校の校歌の一節、その情景は秋の郷土みしまの原風景そのままです。
そんな秋の朝、いつもお世話になっている地元の大先輩と会社でお茶飲み話をする機会がありました。好々爺という言葉がぴったりなお人柄の大先輩は、収穫時期を迎えたお米や果物のお話しをしてくれました。手塩にかけた農作物がようやく収穫を迎えることへの感謝と喜びの話、試行錯誤してようやく大きく実った苦労話、晴耕雨読の暮らしぶり等々、「稲穂の色が一日一日と変わってきたね、いい色だね」…「春、夏、秋と米は、今ようやく実を結ぶんだよ、大切だよ」…「すいませんと言わない、ありがとうと言う」。そして「忙しいのにお邪魔したね、ありがとう」…わずがな時間の中で好々爺の金言が心に沁みた実りある時間でした。
うん、そうです。郷土の安全安心への想い、その想いの『かたち』が大きく実るように山長組はいつも真摯に謙虚に頑張りたいと思います!
「~ かおる葵のかぐわしき ♪」…ありがとう、 今も心に宿る大好きな校歌です。

 夏の郷 おもいのたけの 色探し

2021-07-03
現場の色探しへと…
あるある現場の色…
ここにもあるある…
例年より少し遅めの梅雨到来の6月でした。郷土みしまは今、雨で潤いを増した山や田圃、草木や花々が活き活きと郷土の風景を様々な色で彩ってくれています。
そんな中、山長組でもそれぞれの現場を彩る「色」を感じ取ることができます。季節や天候が醸し出す「自然の色」、現場全員のやる気や情熱から湧き上がる「気持ちの色」、そして施工品質と出来栄えがつくる「安全安心の色」です。「色」は濃淡や明暗、日ごと変化を繰り返し、やがて調和のとれたその現場だけの色合いができあがります。それが現場を彩る「色」です。
うーん、私たちの仕事はオートメーションではありません。その季節その場所に調和した彩りを添えるフルオーダーメイドです。心(ハート)を彩る「カラーコーディネーター」でありたいと思う今日この頃です。




寄せ植える 勇気と希望 夏の鉢

2021-05-31
勇気…
希望…
窓辺の鉢植え…です
もの想う会社の窓辺…。 風薫る5月を振り返ると、穏やかな若葉の風を感じることがいつもの年より少なかったと感じます。時に5月の風は、コロナ禍を嘲笑い行方を阻む向かい風のようにも感じました。 
つい先日、山長組特設園芸部が多肉植物の寄植えをつくってくれました。過酷な環境の中でも生き抜くタフなイメージがある多肉植物ですが、ぷっくりぷくぷくした葉や茎、小さな姿……なんとも健気です。窓辺に置いた寄植えからは、苦難の中でも嘆かず、腐らず、愚痴をこぼさず、立ち向かう真の強さが漂っています。うん、窓辺のパワースポット…です(≧∀≦) 
さあ、梅雨空を吹き飛ばそう!そして、コロナ禍退散の追い風が吹きつける6月になるといいな…みんなで頑張ろて!

八重桜 おもふ峠の 先の空

2021-04-30
峠の八重桜
安らぎの里
頑張ろて!
もの想う峠巡り…、今は季節の峠です。肌寒い日もあれば上着のいらない暖かい日もあったり、峠の山や谷を上がったり下がったりです。そして、コロナ禍の峠は難所続きです。依然として山あり谷ありですが、何としても今は、この峠が通行不能の大事態にならないように、我慢や辛抱をしながら、皆と手を携え、地道に前へ歩み続けなければならない険しい峠越えの正念場です。
先日、郷土みしまの山里巡りの途中「逆谷(さかしだに)さくらの里」に立ち寄りました。県道の峠沿いのここでは、地元の方々が大切に育てた八重桜が見頃を迎えていました。
「うーん、静かだなぁ。峠の八重桜かぁ。桜越しの空が青く澄んでいるなぁ。ああ気持ちいい…」、自然と心がホッと安らぐ、もの想いのひとときでした。
会社にある様々な課題や懸案、厳しく険しい仕事の峠、苦しいときの頑張りと峠越えのあとの喜び…いやはや毎日が峠越えです。
喜びがたくさん待っているゴールデンウィーク明けになるといいな…みんなで頑張ろて!